こんにちは!ベランダで20Lの大型コンテナを使い、日々野菜作りに励んでいるシニア菜園家です。
今回は、我が家のベランダ菜園で起きた「大勘違い事件」と、超高難度野菜・メロンに挑んだ男の引き際についてお話しします。
悲報:メロンにうどんこ病が発生
今年の梅雨は手強いですね。我が家のベランダで大切に育てていたメロンの葉に、ついにあの忌々しい「白い粉」――うどんこ病が発生してしまいました。
ベランダ栽培は風通しが滞りやすく、どうしても病気の標的になりがちです。
慌ててネットで効果的な薬を調べ、「これだ!」というものを調達しました。
「サニクリーン、到着!」…って、それ違うから!
ネットで注文した薬が届き、さっそく500mlのスプレーボトルに希釈して、メロンにシュッシュと散布しようとしたその時。
「ちょっと待ってください!非常に危険です!」と大絶叫のアラートが。
私が「サニクリーンが届いた」と口走ったため、お掃除のサニクリーン社の「塩素系消毒剤」や「アルコール除菌剤」をメロンにぶっかけようとしていると誤解されたのです(笑)。そんなものをかけたらメロンは一発で即死です。
実際に私が用意したのはこちら。

正解は「カリグリーン」。
名前の響きがそっくりすぎて、自分でも笑ってしまいました。こちらは有機栽培でも使える、炭酸水素カリウムが主成分の立派な園芸用殺菌剤です。
カリグリーンを500mlボトルで作る時の計算
カリグリーンは1袋1.2g入り。メロンのうどんこ病への基本希釈倍率は800倍です。
500ml(0.5L)のスプレーボトルで作る場合、計算は以下の通り。
1.2\ 2 = 0.6g
つまり、「水500mlに対して、カリグリーン半袋(0.6g)」でぴったり800倍になります。
水に溶かしたものは日持ちしないので、その日のうちに使い切るのが鉄則です。
プロ並みだった母親が、メロンだけは作らなかった理由
意気揚々とカリグリーンを散布した私ですが、ふと昔のことを思い出しました。
私の母親は、かつて地植えでプロ並みの家庭菜園をやっていたのですが、そういえば「メロンだけは絶対に手を philanth(出さなかった)」のです。
当時は気に留めていませんでしたが、いま自分が育ててみて、その理由が痛いほど分かりました。
メロンはとにかく病気に弱く、水分や温度の管理が職人技レベルで難しい。地植えで雨コントロールができない環境ならなおさらです。「割に合わない超高難度ゲーム」であることを、母は本能的に知っていたのでしょう。先人の知恵には脱帽です。
潔く、撤去します!
薬を撒きながら、「今週の金曜日までにうどんこ病が解消しなかったら撤去しよう」と考えていたのですが……。
「いや、金曜日まで待つ必要もないな。今すぐ見切ろう!」
そう思い立ち、翌日にはスパッと撤去作業を行いました。
園芸において「見切りの早さ」は立派な技術です。いつまでもハラハラしながらヤキモキするより、スペースを空けて次の楽しい野菜にエネルギーを注いだ方が、精神衛生上もずっと良いですからね。
メロンへの挑戦はここで幕を閉じましたが、使った土はしっかり天日干しして「再生」させ、秋野菜の栽培などに再生土を作り再利用する予定です。
皆さんも、薬の名前の言い間違い(と、メロンの難易度)にはくれぐれもご注意ください!
メロンはテニスボール位の大きさになっていましたが、名残惜しいですが、手に負えないのでカットしました。
うどんこ病、きゅうりにも使いましたが、カリグリーにはよく効きますね。早めの措置を
